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日大・林真理子理事長、辞任を否定…アメフト廃部方針は「理事会で継続審議」


記者会見の動画はこちら
 日本大学アメリカンフットボール部の違法薬物事件への対応を巡り、日大の林真理子理事長は4日、東京都内の大学本部で記者会見を開いた。学内会議で廃部の方針が決まっているアメフト部について、林氏は「理事会で継続審議していく」とし、大学として最終決定には至っていないと強調した。一方、自身の責任については「関係者の方々を失望させることのないよう、一層気を引き締めて改革を成し遂げる責務を全うしていく」とし、辞任を否定した。


記者会見に臨み、頭を下げる日大の林真理子理事長(4日午後、東京都千代田区で)=帖地洸平撮影
 事件への対応で、林氏が記者会見を開くのは今年8月以来、約4か月ぶり。林氏は冒頭、アメフト部員が違法薬物に関連して3人が逮捕、1人が書類送検されたことについて「一連の対応の混乱で大変な心配と迷惑をおかけした」と謝罪。11月末に文部科学省に提出した再発防止策やガバナンス(組織統治)体制の見直しなどを盛り込んだ改善計画について説明した。



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多くの記者が訪れた日大本部で、記者会見する林真理子理事長(奥中央)ら(4日午後、東京都千代田区で)=帖地洸平撮影
 アメフト部の廃部方針については、会見に同席した益子俊志・スポーツ科学部長が「(薬物事件は)集団的、常習的な犯罪と疑われる。部の存続は難しいだろうという判断だ」と、学内会議で方針を決めた理由を説明した。


 一方、再発防止に向けては、アメフト部など競技部を統括する競技スポーツ部を廃止し、「競技スポーツセンター」を新設することを明らかにした。大学本部が運営や管理に直接関与し、寮生活の監督体制などの強化を図る方針だ。


 一連の事件への対応の不備を理由に、日大は国からの経常費補助金(私学助成金)が3年連続で不交付になることが決まっている。これに対し、林氏は「非常に重い問題だが、授業料の値上げは考えていない。遊休地の売却や経費節減で対応していく」とした。