同性婚訴訟、2審で初の「合憲」判決 他5件は「違憲」 判断割れる

📅 2025年11月28日
東京高裁は、同性同士の婚姻を認めない現行の民法・戸籍法が憲法に違反するかが争われた訴訟で、**「合憲」**と判断した。
これは全国5地裁6件で進む同種訴訟の中で、高裁レベルでは初めての「合憲」判断となる。
これまで2審では、
「違憲」5件
「合憲」0件
という流れだったが、最後の東京高裁で判断が分かれ、事態は最高裁の最終判断へと進むことになる。⚖️
🧑⚖️【判決のポイント】
🔹「憲法違反の可能性は避けられない」
東亜由美裁判長は次のように述べた。
「現行制度がこのまま続けば、憲法違反の問題が生じることは避けられない」
しかし同時に、
「まずは国会で審議が尽くされるべきだ」
とし、司法として違憲とは断定しなかった。
🌈【原告側の主張】
同性カップルの原告らは、現行制度が以下の条文に違反すると主張:
憲法14条:法の下の平等
憲法24条1項:婚姻の自由
憲法24条2項:個人の尊厳と両性の平等に基づく家族法制定義務
原告は特に、
「婚姻に“似た制度”を作るのではなく、同じ婚姻制度を認めないと “劣った関係” とラベリングされる」
と強く訴えた。
⚖️【1審(東京地裁)の判断:違憲状態】
2024年3月の1審判決では、
税・社会保障の優遇が受けられない
2人の関係を公的に証明できない
など、実質的に多くの不利益があると認定。
合理的な理由は認められないとしながらも、
制度設計は国会の役割と述べ、**「違憲状態」**と判断した。
🏛️【国の主張】
国側は一貫して以下を主張:
「憲法24条は“両性”と規定しているため、婚姻は異性間が前提。同性婚を認めないのは違憲とは言えない」
6件すべてで国への賠償請求は退けられた。
📌【今後の展開】
全国の高裁判断がすべて出そろい、
いよいよ 最高裁が統一判断 を下す見通し。
日本の家族法の将来を大きく左右する重要局面を迎えている。

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