クマ猟の自粛要請、秋田県が撤回検討…上限の20倍の2000頭捕獲も被害額1・3億円に

秋田県は21日、クマによる人身被害や人家周辺での目撃が続いているとして、県猟友会に行った狩猟の自粛要請の取り下げを検討していることを明らかにした。クマによる食害などの被害額が平年の7倍超となる約1億3000万円に上っていることや、捕獲頭数が同日時点の概数で2000頭を超えたことも公表した。
ツキノワグマ(4月19日、青森・秋田両県にまたがる白神山地で)
県は今年度の猟期(11月1日~来年2月15日)の狩猟上限を100頭と設定。開始10日間で県への報告数が70頭に上ったため、狩猟を14日から自粛するよう要請していた。ただ、人身被害や人家周辺でのクマの目撃が今月も続いていることを受け、24日に開かれる県野生鳥獣保護管理対策検討委員会で、ツキノワグマ出没警報を12月末まで延長し、その間の狩猟を再開する方針を提案するという。
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狩猟のほか、人里に現れた危険なクマの捕獲を合わせた今年度のクマ捕獲頭数は21日時点の概数で2000頭を超えた。当初県が設定した捕獲上限の1582頭を上回った。
慰労金1頭7000円
県はクマ対策として、12月補正予算案に計約2470万円を計上する。捕獲者への慰労金支給(1頭7000円)は1890万円。当初1頭5000円程度としたが、運搬費や解体費、猟銃の弾の費用などを積算し、7000円とした。県猟友会への慰労金375万円も計上し、猟友会員1人あたり2000円(計約300万円)と県猟友会の事務経費に充ててもらう。
北秋田、仙北両地域振興局に1丁ずつ配置する麻酔銃の購入費約195万円も盛り込ん
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